ファシリテーション研修を職場で活かすには?

ファシリテーション研修を活かすために必要な事は何があるでしょうか?
中堅のリーダー層の人が研修で学んでも、職場に戻るとなかなか活用できないという声も聴いたりします。
それまでの職場での、やり方を変えるのは大きなエネルギーが必要です。まずは大きな抵抗にあわないスモールステップで小さな成功体験を積んでいくのが効果的ですが、上司の理解も重要です。

一番理想は、職場単位で研修をうけると、研修後の職場実践がやりやすくなります。先月はある事業部の方全員(約250名)が受講されました。ただこれは規模も大きくハードルが高いかもしれません。
次は、上司の理解を得るために巻き込むことです。
研修の前に、研修に行くメンバー(部下)に対して、自分はどのような事を期待しているかを上司に書いてもらいます。
研修の後は、今度はメンバーが、どんなことを学び何をチャレンジしようとしているのかを書いて上司に提出します。
上司の手間は増えますが、これをすると職場実践はぐっとやりやすくなります。(弊社ではこの上司と受講生のやり取りシートを用意しています)

また、ファシリテーション研修であれば、上司の方は短縮バージョンだけでも受けるのも効果的です。メンバーは1日研修をうけ、上司は1~2時間の短縮版を体験します。
上司がファシリテーションを理解したうえで、メンバーがファシリテーターとして部内のミーティングを進行するといった具合にうまく活用されているところもあります。

ある企業では、年に1回、現場のリーダー層(職位でいえば係長クラス)の方にファシリテーション研修を実施して頂いているのですが、数年に1回は管理職(課長、部長クラス)も研修を実施します。最初に実施してから8年(トータルで8回実施)になりますが、最初に受講したリーダーも昇進して管理職になられている方も出てきて、よい感じで職場実践できるような環境に整ってきました。

いずれにせよ、研修内容だけでなく、学んだ事を活かすための工夫を考えておく事が大切です。